港町
みなとまち
名詞頻度ランク #39556 · 青空 156 例
標準
port city
文例 · 用例
その頃の長崎にはロシアの東洋艦隊の勢力が港町の隅々まで浸潤していた。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
荒療治 (山本勝治氏) ある港町の沖仲仕達を組織化しようとしてゐる一人のコンミユニストが、大事な仕事を前にして自分の固い決意の弛緩をふと意識する。
— ------------------------------------------------------- 『『戰旗』『文藝戰線』七月號創作評』 青空文庫
そして、この東洋の幻怪な港町はしつとりした夜靄の中にも更け行く夜を知らない。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
その港町がなつかしく如何にもかゞやかしく思い出された。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
今にもその岸にある温泉や港町がメダイヨンのなかに彫り込まれた風景のように見えて来るのじゃないかと思うくらいだ。
— 梶井基次郎 『海 断片』 青空文庫
あるときは岬の港町へゆく自動車に乗って、わざと薄暮の峠へ私自身を遺棄された。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
横浜であったか、神戸であったか、それすらはっきりしないが、とにかくそういう港町の宿屋に、両親に伴なわれてたった一晩泊まったその夜のことであったらしい。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
汽車でアーヴルに着いてすっかり港町の気分に包まれる、あの場面のいろいろな音色をもった汽笛の音、起重機の鎖の音などの配列が実によくできていて、ほんとうに波止場に寄せる潮のにおいをかぐような気持ちを起こさせる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
作例 · 標準
坂道の多いこの港町は、かつて多くの異国文化が流れ込んだ玄関口としての歴史を持っている。
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潮の香りがかすかに漂う港町の細い路地裏を歩くと、どこか懐かしく温かい気持ちになる。
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港町ならではの新鮮な魚介類を使った創作料理を堪能するために、週末の小旅行を計画した。
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