手透き
てすき異読 てあき
名詞名詞-の形容詞多音語
標準
not busy
文例 · 用例
典型的なもくもくと盛り上がったまるい頭を並べてすきまもなく並び立っていた。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
自分なども時々だいじな会議の日を忘れて遊びに出たり、受け持ちの講義の時間を忘れてすきな仕事に没頭していたり、だいじな知人の婚礼の宴会を忘れていて電話で呼び出されたりして、大いに恥じ入ることがあるが、しかたがないからなるべく平気なような顔をしている。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
おどろいて手にもったその一つぶのばらの実を見ましたら、それは雨の雫のやうにきれいに光ってすきとほってゐるのでした。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
「家普請を春のてすきにとり付いて」(野)の静かな低音の次に「上のたよりにあがる米の値」(芭)は、どうしても高く強い。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
あんまり僕も気の毒になったから屋根の上からじっとボールの往来をにらめてすきを見て置いてねえ、丁度博士がサーヴをつかったときふうっと飛び出して行って球を横の方へ外らしてしまったんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
あの花の盃の中からぎらぎら光ってすきとおる蒸気が丁度水へ砂糖を溶したときのようにユラユラユラユラ空へ昇って行くでしょう。
— 宮沢賢治 『チュウリップの幻術』 青空文庫
そしてなんとなくさびしく空虚な頭の底によどんでいた長い長い旅の疲労が、今にも流れ出ようとしてすきまを求めていた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
おやゆび姫はかれたはっぱにくるまりましたが、真ん中にひびが入っていてすきまからぬくもりが逃げていきます。
— LITTLE TINY OR THUMBELINA 『おやゆび姫』 青空文庫
作例 · 標準
今ちょうど手透きですので、何かお手伝いできることがあればおっしゃってください。
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少し手透きになった時間に、溜まっていた書類の整理を一気に片付けた。
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店員さんが手透きのように見えたので、商品の在庫について尋ねてみた。
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標準
leisure
作例 · 標準
仕事の手透きを見つけては、趣味の読書に耽るのが私の日課だ。
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子育ての合間のわずかな手透きを利用して、資格試験の勉強に励んでいる。
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父は定年退職後、手透きな時間が増えたので家庭菜園を始めた。
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