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手漉き

てすき
名詞名詞-の形容詞
1
標準
hand paper-making
文例 · 用例
例えば手漉きの紙や、手轆轤の焼物などが、日本ほど今も盛に作り続けられている国は、他には稀ではないかと思われます。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫
丈夫な手漉きの日本紙でこしらえた横封筒に入れられ、倍額の切手をはられた手紙は厚くて、封筒は父の筆蹟であった。
宮本百合子 道標 青空文庫
絵襖には裏打ちの紙が幾種類か必要である、描いてあるのが紙本の場合と絹本の場合とで、薄美濃とか雁皮などの、じかに貼る肌裏や、中裏、増裏など、それぞれ表に合った性質の紙を使わなければならないし、もちろん手漉きだから、同じ美濃でも粗密や薄手厚手があるし、紙の地にむらのないことも、大事な条件となる。
山本周五郎 さぶ 青空文庫
書院造りではあるが、調度類は極めて質素であり、襖は無地の手漉き紙だし、床ノ間には故政宗の消息を仕立てた軸を懸け、伝来の甲冑が飾ってあるばかりだった。
第三部 樅ノ木は残った 青空文庫
手漉きの和紙はいつだとて魅力に満ちる。
柳宗悦 和紙の美 青空文庫
もと/\質が良く、それが手漉きで活かされる時、上々の紙に生れ変る。
柳宗悦 和紙の美 青空文庫
典型的なもくもくと盛り上がったまるい頭を並べてすきまもなく並び立っていた。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
自分なども時々だいじな会議の日を忘れて遊びに出たり、受け持ちの講義の時間を忘れてすきな仕事に没頭していたり、だいじな知人の婚礼の宴会を忘れていて電話で呼び出されたりして、大いに恥じ入ることがあるが、しかたがないからなるべく平気なような顔をしている。
寺田寅彦 涼味数題 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な手漉きの技法で一枚一枚丁寧に作られた和紙には、独特の温かみがある。
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この工房では、職人が冷たい水に手を浸しながら手漉きの作業を続けている。
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観光地で手漉き和紙の体験教室に参加し、自分だけのハガキを作った。
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