親筆
しんぴつ
名詞
標準
(one's own) handwriting (esp. someone of high rank or status)
文例 · 用例
六年の間何でも三百何十通と云う手紙を書きましたが、私が手紙を書放にして家内が校合方になって封じて遣るから、両親の親筆に相違ない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
天樞の正面には、武后の親筆で大周萬國頌徳天樞の八字を刻し、その周圍には、この計畫に贊成した百官及び四夷諸酋長の名を刻した。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
主人としては、なおくわしく、伊達家所蔵の王羲之の孝経――しかも唐太宗親筆入りという絶代ものの出所来歴を話して聞かせたかったらしいが、話がそこで折れた上に、その後は忙がしく、白雲もまた、いかに伊達家のことなりとも、羲之の真筆は少々割引物として、問いをほごすことをしてみませんでした。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
政宗それを取り上げて見ると、唐太宗親筆の序――王右軍の筆蹟――独眼竜の一つの目が、その全巻の中へ燃え落ちるばかりになっているのを見て、急に驚き出したのは細川三斎であった。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
一、この忠告を採用し給わんと欲せば 殿下親筆を以て返翰を賜わるべく、然らばまた腹心の臣を奉らん。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
国王からの親筆の手紙を受け取り、家臣は感銘を受けた。
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これは社長の親筆による訓示であり、社員一同、気を引き締めた。
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彼が送ってきた親筆の返信に、私は胸を熱くした。
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