胚芽
はいが
名詞
標準
germ (of a cereal, e.g. wheat, rice)
文例 · 用例
あの頃の短文のようなものなども、後に『ホトトギス』の専売になった「写生文」と称するものの胚芽の一つとして見ることも出来はしないかという気がする。
— 寺田寅彦 『明治三十二年頃』 青空文庫
これも前日か前々日の体験中に夢の胚芽らしいものが見付かる。
— 寺田寅彦 『夢判断』 青空文庫
この疑問の解答が一般に知られていないということが、学位をめぐるあらゆる不都合な事件の発生の胚芽となり、従っては一国の学術の健全な発達を妨害する一つの素因ともなり得るかと思われる。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
そうしてその錯雑した中に七五あるいは五七の胚芽のようなものが至るところに散点していることが認められる。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
小さなブーメラング形の翼の胚芽の代わりにもう日本語で羽根と名のつけられる程度のものが発生している。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
不幸にして科学の中等教科書は往々にしてそれ自身の本来の目的を裏切って被教育者の中に芽ばえつつある科学者の胚芽を殺す場合がありはしないかと思われる。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
しかしせいぜい骨折って「物の中心の隠れた心核を見るためのかなたよりの光」を伝え、物の最初の胚芽たる元子について物語ろうというのである。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
それで、この国曳きの神話でも、単に無稽な神仙譚ばかりではなくて、何かしらその中に或る事実の胚芽を含んでいるかもしれないという想像を起こさせるのである。
— 寺田寅彦 『神話と地球物理学』 青空文庫
作例 · 標準
胚芽米は、白米よりも栄養価が高いとされている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア
胚芽(はいが)は、植物の胚。種子の内部のやがて成長して芽になる部分のこと。
出典: 胚芽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0