くっきり
くっきり異読 クッキリ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #15898 · 青空 801 例
標準
clearly (standing out)
文例 · 用例
「我れを厭ふ」というので、平常隣家と仲の良くないことが解り、日常生活の背景がくっきりと浮き出している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
流れた水が、灰色のアスファルトの道路に黒くくっきりと雲の絵をかいている。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
そういう場合には、眼前の数首の歌で一つの面を作っているとすると、その面の上にも下にもいくつもの面が限りもなく層状に重畳していて、つまり一つの立体的の世界がある、その世界の一つの断面がくっきり描かれているような気がします。
— 寺田寅彦 『書簡(※)』 青空文庫
そら、大粒の赤玉、白玉のメノーを七宝の青い葉茎がくっきりうけとめている、チューリップ!
— 岡本かの子 『五月の朝の花』 青空文庫
さわやかな秋の時計の盤面には、青く灼かれたはがねの二本の針が、くっきり十一時を指しました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
にはかにくっきり白いその羽根は前の方へ倒れるやうになりインデアンはぴたっと立ちどまってすばやく弓を空にひきました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
河原のいちばん下流の方へ洲のやうになって出たところに人の集りがくっきりまっ黒に立ってゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
下流のまっ青な水の上に、朝日橋がくっきり黒く一|列浮び、そのらんかんの間を白い上着を着た騎兵たちがぞろっと並んで行きました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
作例 · 標準
空気が澄んでいて、遠くの山々がくっきりと見えた。
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彼女の描いた絵は、色彩がくっきりとしていて力強い。
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昨夜の夢は、まるで現実のようにくっきりと思い出せる。
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