渙然
かんぜん
副詞-と形容詞-たる
標準
untied
文例 · 用例
斯くして數十年に亙る天文學の難題は渙然氷釋して、學者も世間も相對性原理を信用するに至つた。
— 長岡半太郎 『アインシュタイン博士のこと』 青空文庫
是にて義理渙然たり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
カイの目には、女王は、申しぶんなくかんぜんで、おそろしいなどとは、感じなくなりました。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
「此ら只默つてゝえゝんだつけかな」といふと「えゝんだよそんで、自分の思つてたの出て來んだから」「かんぜん撚拵えて水掻ん廻せば、えゝんだよ」側から巫女の婆さんのいふのも待たずに口を出した。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「かんぜん捻くた/\して云ふこと聽かねえや」いひながら彼は手を止めた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「どうした寄せて見んのか、そんだら俺れかんぜん捻拵えてやつかれえ」爺さんが更にいつた時返辭がなかつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
くるくると丸めた小さなかんぜんよりです。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
それから ベッドは かんぜんしょうどく、 あんかと ゆたんぽで あたため かわかすのです。
— THE TALE OF MR. TOD 『きつねめさんのはなし』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の明快な説明で、私の疑問は「渙然」と解けた。
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部屋に漂う緊張感は、皆がリラックスするにつれて「渙然」と消えていった。
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将来への不安は、まるで霧が晴れるように「渙然」と消え去った。
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