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敢然

かんぜん
副詞-と形容詞-たる
1
標準
boldly
文例 · 用例
四人のひとが私のいままでの惡評を押しのけて、敢然と投票した。
太宰治 當選の日 青空文庫
それがストーリーの上で言われるのなら黙って頷きもしようが、構成や殊に甚だしいのは表現技術に於てもそれが強要される様な場合、僕等はそれを敢然として拒絶しなければならぬことが多い。
山中貞雄 気まま者の日記 青空文庫
その一歩を敢然と踏み出すためには、われわれは悪魔を呼ばなければならないだろう。
梶井基次郎 闇の絵巻 青空文庫
トナカイが死地に陥って敢然たる攻勢を取り近寄る犬どもを踏みつぶそうとする光景は獣類とはいえ悲壮である。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
時には敢然と闘いもします。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
自分には、もともと所有慾というものは薄く、また、たまに幽かに惜しむ気持はあっても、その所有権を敢然と主張し、人と争うほどの気力が無いのでした。
太宰治 人間失格 青空文庫
一方では、堂上風の口たるい小細工歌が流行り、一方では古学派のわざとらしい万葉調の真似手の多いなかに、敢然立つて常情平述主義を唱へ「ただ言歌」の旗印を高く掲げた才一方の年上の老友がうらやまれた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
この一家の不幸を脊負い敢然立ったる新王こそはクローヂヤス。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
作例 · 標準
困難な状況に「敢然」と立ち向かい、「必ずやり遂げる!」と宣言した。
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敵の前に「敢然」と立ちふさがるヒーローの姿は、まさに勇敢だった。
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彼女は新しい、挑戦的な役柄を「敢然」と引き受けた。
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敢然(かんぜん) — 幻辞.com