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間然

かんぜん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
being liable to criticism
文例 · 用例
間然うした場合には、實際、謙遜の美徳を顯す。
泉鏡太郎 月夜 青空文庫
タマクシゲ箱根ノ水海ケケレアレヤ二クニカケテ中ニタユタフ と将軍家のおよみなされたのもこの時でございまして、間然するところなき名描写のやうに私たちには思はれました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
これはもとより当然の事であえて間然すべきではないが、ただ一人として先生の歌壇における功績に片言も序し及ばなかったのはいかにも物足らぬ感に堪ぬのである。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
しかしすることはいつも肯綮にあたっていて、間然すべきところがない。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
平生の知己に対して進退|行蔵を公明にする態度は間然する処なく、我々後進は余り鄭重過ぎる通告に痛み入ったが、近い社員の解職は一片の葉書の通告で済まし、遠いタダの知人には頗る慇懃な自筆の長手紙を配るという処に沼南の政治家的面目が仄見える心地がする。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
血液は威勢よく走り出るので、少しも凝固を起さず、実験は間然するところが無い。
小酒井不木 恋愛曲線 青空文庫
その他筋の運び方、描写の筆致など、どの点にも間然する所がない。
小酒井不木 「二銭銅貨」を読む 青空文庫
彼が肝膽を碎いて錬り上げ、もはや間然するところなしとまで考へて提出する意見が、根本的にくつがへされて返される時など、自信の強かつた太田は怫然として忿懣に近いものすら感じた。
島木健作 青空文庫
作例 · 標準
その提案には、いくつかの「間然」とするところがあった。
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経営陣の決定には「間然」するところがあり、多くの従業員から不満が出た。
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その絵画は印象的だったが、「間然」とするところがないわけではなかった。
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