熾す
おこす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #26842 · 青空 31 例
標準
to build (a fire)
文例 · 用例
夕方、先生座敷の中に七輪を持込み、障子を締切って火を熾す。
— 小西茂也 『同居人荷風』 青空文庫
愚妻曰く先生のように静かでおとなしい寄宿人は尠きも、ただ夏は開放しで寝るので時節柄物騒なのと、(一家殺し頻々の御時世なり)冬は部屋のなかで火を熾すので火事の心配を常にせねばならぬのが玉に疵なりと。
— 小西茂也 『同居人荷風』 青空文庫
課長は、鉱石の存在する区域をある限り、隅々まで掘りおこすことを命じた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
「その手紙に、何かそんな怖ろしいことを引きおこすようなことでも書いてあったのかしら?
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
彼の瞳の前に、死は彼女の心に、なやましい混亂をおこす。
— 素木しづ 『幸福への道』 青空文庫
炭に石油を打っ掛けて火をおこす。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
くやしがって癪をおこすはずだと思った。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
岸の人たちが呼びおこす声が君たちの耳にもはいるまでになった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
作例 · 標準
例句