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悵然

ちょうぜん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
disappointed
文例 · 用例
」と、力のない、笑の影を浮かべて、言つて、悵然として仰いで、額に逆立つ頭髪を払つた。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
」 と一口がぶりと遣って、悵然として仰反るばかりに星を仰ぎ、頭髪を、ふらりと掉って、ぶらぶらと地へ吐き、立直ると胸を張って、これも白衣の上衣兜から、綺麗な手巾を出して、口のまわりを拭いて、ト恍惚とする。
泉鏡花 露肆 青空文庫
しかし、私だってまさか馬方で果てる了簡でもない、目的も希望もあるのだけれど、ままにならぬが浮き世かね」 渠は茫々たる天を仰ぎて、しばらく悵然たりき。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
しかし、若い経営主が、こういうにつれ、他の若い男たちも悵然とした様子をみて、娘は心から同情する気持ちを顔に現した。
岡本かの子 河明り 青空文庫
どうせお雛妓なんかは、なったときから孤児なんですもの――」 わたくしは、この答えが殆ど逸作の若いときのそれと同じものであることに思い当り、うたた悵然とするだけであった。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
」 そう言うと流石に彼女も悵然としたらしい様子のまゝしばらく黙った。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
「ひとり身の女がこんな口を利くやうになるのはよく/\のことよ」 いくらか桂子は悵然とした口調でかういつた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
」と悵然として嘆じた。
幸田露伴 太郎坊 青空文庫
作例 · 標準
長年追い求めていた夢が叶わず、彼は悵然として故郷に帰った。
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約束の場所に行ってみたが、誰も来なかった。彼は悵然とした気持ちで一人で帰路についた。
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「あんなに楽しみにしていた旅行が中止になって、もう悵然としちゃって何もやる気しないよ。」
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悵然(ちょうぜん) — 幻辞.com