阜
つかさ
名詞頻度ランク #5852 · 青空 130 例
標準
mound
文例 · 用例
前面には阜のような山が二つ、小隆起をしている、赤沢岳頂上の三角点も、大空を指さしている、谷は次第に高くなる、高くなると共に蹙まって来て、雪の蜿ねり方も、波のように烈しいが、嘉門次の語るところに依ると、雪の下は大小の石塊ばかりで、雪解けがしたら、却って歩きづらくて堪まらないということだ。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
稜角の端まで這い出して、小さい阜――古代の動物の骨のようにゴロゴロ転がっている石の堆積――の上に立った、石はビッショリと濡れて、草鞋が辷る。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
私は讃岐の産れで、国には崇徳上皇の御陵のある白峰という阜陵がある、上田秋成の『雨月物語』や、露伴氏の作として、かなり評判のあった『二日物語』は、この白峰に取材がしてあるが、まさか、あの白峰じゃあなかろうと、真面目になって考えこんだものである。
— 小島烏水 『日本山岳景の特色』 青空文庫
東方を顧れば、箱根足柄にかぶさる雲から、雨脚のような光線が流れて、大裾野は扇の地紙のように、森や小阜の折目を正しくして、黄色に展開している。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
最近、岐阜の農民の暴動に対して軍隊が出動した。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
二 岐阜ではまだ蒼空が見えたけれども、後は名にし負う北国空、米原、長浜は薄曇、幽に日が射して、寒さが身に染みると思ったが、柳ヶ|瀬では雨、汽車の窓が暗くなるに従うて、白いものがちらちら交って来た。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
伊吹山 六九、二 岐阜 四十、二敦賀 七二、八 京都 四九、二彦根 五九、〇 名古屋 三〇、二 すなわち、伊吹山は敦賀には少し劣るが、他の地に比べては、著しく雨雪日の数が多い、名古屋などに比べると、倍以上になるわけである。
— 寺田寅彦 『伊吹山の句について』 青空文庫
それは岐阜提灯や絹ハンケチが商品であると同じような意味において商品である。
— 寺田寅彦 『読書の今昔』 青空文庫
作例 · 標準
古い地図を見ると、この辺りにはかつて小さな「阜」が点在していたようだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
阜の上に登って村を見渡すと、黄金色の稲穂が風に揺れていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
道路工事の最中に、古代の住居跡と思われる「阜」が発見された。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview