高距
こうきょ
名詞
標準
elevation (above sea level)
文例 · 用例
しかし今日の行程は高距が甚しいので、及ぶかぎり支度を早めて五時ツェルトを畳んだ。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
之に次ぐものは主要部の北端に在る白馬岳で、海抜高距二千九百三十三米、最高点は長野県北安曇郡と富山県|下新川郡に跨り、東微北に向って行くこと十町余りで山脈は二岐し、其間に新潟県|西頸城郡を抱いている。
— 木暮理太郎 『白馬岳』 青空文庫
これから矢川の部落を過ぎ、出頂の茶屋まで高距九百米、登り一方である。
— 木暮理太郎 『朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅』 青空文庫
落口からは百三、四十米の高距にある地点である。
— 木暮理太郎 『北岳と朝日岳』 青空文庫
其処から北に二十分も登って行くと大きな岩の突起に達する、それが燕岳であって、二等三角点の標石があり、海抜高距は二千七百六十三米余と測られている。
— 木暮理太郎 『秩父宮殿下に侍して槍ヶ岳へ』 青空文庫
頂上は二峰に分岐し、東は俎倉、西は柴安倉と呼ばれ、三角点は俎倉に在って高距二千三百四十六米であるが、最高峰の柴安倉は二千三百六十米を超えているであろう。
— 木暮理太郎 『那須、尾瀬、赤城、志賀高原』 青空文庫
立山山脈は、其脈中に古来からの名山であり、且槍ヶ岳以北に在りては三千米を超えている唯一座である立山を有する為に名付けたもので、立山が此山脈の最高峰であり、三千米以上の高距を有することは疑いを容れない(立山の三角点は標高二千九百九十二米であるが、雄山は夫よりも十四、五米高く、大汝は更に五米程高い)。
— 木暮理太郎 『黒部峡谷』 青空文庫
十階迄は八角形煉瓦造、其上の二階は木造で、海抜高距は約六十四米(塔の高さ六十米六、地高三米四)であった。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
作例 · 標準
測量では、地表からの高さを示す高距が重要な要素となる。
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この山は、標高は低いが高距があるため、眺望が非常に良い。
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建築物の設計において、周辺地形の高距を考慮することは必須である。
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