薨去
こうきょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
death (of a nobleman, Imperial family member, etc.)
文例 · 用例
加藤首相|痼疾急変して薨去。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
して見ればこの人の薨去は文永四年で北条|時宗執権の頃であるから、その時分「げほう」と称する者があって、げほうといえば直に世人がどういうものだと解することが出来るほど一般に知られていたのである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
この好文亭は水戸烈公が一夜|忽然として薨去された処で、その薨去が余り急激であったため、一時は井伊掃部頭の刺客の業だと噂されたという事だ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
ところが、ここに一つの不思議な事件が出来したのです」 嘉永六年七月には徳川|家慶が薨去したので、七月二十二日から五十日間の鳴物停止を命ぜられた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
廿五日、戊※、御台所厳閤の薨去に依りて、信濃守行光の山庄に渡御、密儀なりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
たゞ将門が菅公|薨去の年に生れたといふ因縁で、持出したのでもあるまい。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
これより先き寛永十三年には、同じ香木の本末を分けて珍重なされ候仙台中納言殿さえ、少林城において御薨去なされ候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
太子は、推古天皇の三十年に薨去されたが、天皇をはじめ奉り、全国民に至るまで「日月|輝を失ひ、天地既に崩れぬべし」と、嘆いたと云はれる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
作例 · 標準
歴史書には、天皇や皇后の薨去に関する記述が詳細に残されている。
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かつて、高貴な身分の人物の死は「薨去」という言葉で表現された。
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多くの国民が、偉大な人物の薨去を悼み、その功績を偲んだ。
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