祝意
しゅくい
名詞
標準
congratulations
文例 · 用例
これはおのおの身分資力に応じて差別があるところに、祝いの真心が表れるので、差別あるこそ主人夫妻には平等な祝意が家族一同より感じられるのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
……現に、廣島師範の閣下穗科信良は――こゝに校長たる其の威嚴を傷つけず禮を失しない程度で、祝意に少し揶揄を含めた一句がある。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
中外公論よりの百枚以上の小説かきたまえ、と命令、よき読者、杉山氏へのわが寛大の出来すぎた謝辞とを思い合せて、まこと健康の祝意示して、そっと微笑み、作家へ黙々握手の手、わずかに一市民の創生記、やや大いなる名誉の仕事与えられて、ほのぼのよみがえることの至極、フランク、穏当のことと存じます。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
いよいよ平和克復の祝意を表するのだと云って、ふだんは無口の主婦も今夜は流石ににこにこしている。
— 岡本綺堂 『倫敦の一夜』 青空文庫
われわれも無論祝意を表して、更に夜の市中の光景を観るべくZ君M君と三人づれで再び宿を出た。
— 岡本綺堂 『倫敦の一夜』 青空文庫
果して自分は作の目的を達したのか、それとも失敗したのか、それすら分らないやうな仕事に、過ぎた祝意を寄せられて恐縮する外はなかつたが、兎にも角にも身は無事で『夜明け前』二部を書き終ることの出來たのはうれしい。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
あちこちで祝出征の旗が見えるようになってその横丁でも子供対手の駄菓子屋の軒に、いかにも三文菓子屋らしい祝意のあらわしかたで紙でこしらえた子供の万国旗がはりまわされた。
— 宮本百合子 『今日の耳目』 青空文庫
着くやいなや土地の重立たる人々は船まで来て祝意を表し、之を歓迎の始めとして、陸上の見物人は黒山の如し。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
昇進のお祝いに、皆から祝意のこもったメッセージが贈られた。
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新しい事業の成功を祝って、盛大な祝意が表された。
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彼女の快復を祝して、多くの人々が祝意を寄せた。
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