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宿意

しゅくい
名詞
1
標準
longstanding opinion
文例 · 用例
ことに、深い宿意があって打ち果したという敵じゃなし、女房の命まで取るのは無益だと思ったから、斬りかかる懐剣の下を潜って、相手の利腕を捕えた。
菊池寛 仇討三態 青空文庫
裏切りの宿意のために、誓はなければならない報ひもあるのであつた。
――夢と知性―― 吹雪物語 青空文庫
恰も受話機を手にしてのちに、唐突に口をついて走つたやうな言葉にみえ、そしてまた結果の不快と重苦しさに拘らず、結局宿意といふべきほどのものであつた。
――夢と知性―― 吹雪物語 青空文庫
あの神尾主膳殿は何の宿意あってか、いちいち当家に楯をつくようなことばかりを致されまする。
お銀様の巻 大菩薩峠 青空文庫
一、同状云、淡路法師者幡磨法師之姉聟也、為遂幡磨与力宿意云云。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
」 いかにも走って来るその武士は、今朝になって眼醒めて見れば、昨夜から発作を起こしていた源女が、どこへ行ったものか姿が見えず、それを案じて探すために、林蔵の家を立ち出で、ここまでやって来た秋山要介であり、見れば宿意ある水品陣十郎が、これも因縁ある鴫澤主水を、まさに討って取ろうとしていた。
国枝史郎 剣侠 青空文庫
もとより宿意あっての貧窮組ではないから二度まで盛り返して来ず、昌平橋へ行ってお粥を食っています。
市中騒動の巻 大菩薩峠 青空文庫
信長とて、何の宿意ものこすまい」 自己の歓びと、彼等の安心へ誓うために、信長は二人の降将にむくゆるに、莫大な金銀と恩賞を以てした。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の宿意を変えず、頑なに自分の意見を主張した。
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古い友人との再会で、長年の宿意が解消されたように感じた。
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彼の態度は、過去の出来事に対する宿意からくるものだった。
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