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下国

げこく
名詞
1
標準
province of the lowest rank (ritsuryō system)
文例 · 用例
ただもう、やたらに天下国家ばかり論じて、そうして私を叱るのです。
太宰治 佳日 青空文庫
どうしていいかわからなくなって、天下国家を論じて君を叱ってみたり、また十一時まで朝寝坊してみたり、さまざま工夫しているのだろうが、どうも、あれは昔から、感覚がいいくせに、表現のまずい男だった。
太宰治 佳日 青空文庫
他の人達が天下国家の一大事であるかのごとく議論している事が、自分には一向に一大事のごとく感ぜられないで、どうでもよい些末な事のように思われる時ほど自分を不幸に感じることはない。
寺田寅彦 喫煙四十年 青空文庫
一体、これらの経は、直接個人の幸福に関係するというよりは、むしろ天下国家の安寧福利に関係ある経であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
そのうち、熊沢蕃山の書いたものを読んでいると、志を得て天下国家を事とするのも道を行うのであるが、平生顔を洗ったり髪を梳ったりするのも道を行うのであるという意味の事が書いてあった。
森鴎外 カズイスチカ 青空文庫
」 笑いながら部屋を出て、階段を上って、そのころから僕たちは、急に固くなって、やたらに天下国家を論じ合ったのは、あれは、どういうわけなんだろう。
太宰治 パンドラの匣 青空文庫
かつ天下国家の大問題で充満する頭の中には我々閑人のノンキな空談を容れる余地はなかったろうが、応酬に巧みな政客の常で誰にでも共鳴するかのように調子を合わせるから、イイ気になって知己を得たツモリで愚談を聴いてもらおうとすると、忽ち巧みに受流されて「復たおヒマの時に御ユックリ」で撃退されてしまう。
内田魯庵 三十年前の島田沼南 青空文庫
語学校に教授を執った時もタダの語学教師たるよりは露西亜を対照としての天下国家の経綸を鼓吹したので、松下村塾の吉田松陰を任じていた。
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
作例 · 標準
律令制度において、人口や生産力が最も低い地域は下国として区分された。
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下国に配属された役人は、都の華やかさを懐かしみながら職務に励んだ。
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歴史書を紐解くと、当時の下国がどのような生活環境だったかが記されている。
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2
標準
leaving for the provinces
作例 · 標準
彼は新たな任地での成功を誓い、住み慣れた都を離れて下国した。
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下国の途上、彼は各地の名所を巡りながら日記を書き綴った。
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故郷を離れて下国する若者を見送る家族の姿が、駅のホームにあった。
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