古儀
こぎ
名詞頻度ランク #17236 · 青空 11 例
標準
ancient rites
文例 · 用例
いずれも史蹟として重要なる上、いわゆる熊野式の建築古儀を存し、学術上の参考物たり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
虞夏商周の聖王の天下を治むるに鬼神を先にする者は必ず鬼神を以て有りとするからであると爲し、而して人死して或は鬼神となり、天の化育を贊し施運を輔くるものと爲し、古傳説を援いて之を證し、古儀式を釋して之を通じ、鬼神のまざ/\と存することを説いてゐる。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
星野輝興さんの採集せられた所によると、尚「かへし祝詞」を保存してゐる旧神社の古儀が少くない、と言ふことである。
— 折口信夫 『日本文学の発生』 青空文庫
しかるに、この際、特に道庵先生に敬意を表するために、この廃れたる古儀を復興して、十二分に「水祝い」をして上げたことと思えば腹も立てないではないか。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
かなたにてきらめく川やさてはまた遠山の雪その枝にからすとまればざんざんと実はうちゆるゝこのときに教諭白藤灰いろのイムバネス着ていぶかしく五助をながめ粘土地をよこぎりてくる
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
忠義なハルメソンとその子が王の柩を船底に隠し、石ころをつめたにせの柩を上に飾って、フィヨルドの波をこぎ下る光景がありあり目に浮かんだ、そうしてこの音楽の律動が櫂の拍子を取って行くように思われた。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
漁舟江心に向かいてこぎ出せば欸乃風に漂うて白砂の上に黒き鳥の群れ居るなどは『十六夜日記』そのままなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
近年急に襲うて來た「改造」の嵐の爲に、我邦の人の心に自然なあらゆるものが根こぎにされて、其の代りにペンキ塗りの思想や蝋細工のイズムが、新開地の雜貨店や小料理屋のやうに雜然と無恰好に打建てられて居る最中に、それ程とも思はれぬ天然の風景が方々で保存せられる事になるのは、せめてもの事である。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
作例 · 標準
この神社では、千年以上前から続く古儀が今も厳かに執り行われている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
先祖代々の古儀を絶やさないよう、村の若者たちが熱心に稽古に励んでいる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
歴史学者の彼は、文献を紐解いて失われた宮中の古儀を再現しようとしている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview