輝線
きせん
名詞
標準
emission line
文例 · 用例
ハーシェルは星雲をその外見上の進化の程度に従って分類したが、それと同様にして恒星もまず一番熱いもの(すなわち、輝線スペクトルを示すもの、従って、こういう星の前身と想像されるガス状星雲に最も近似したもの)から始めて、最後には既に消えかかっていると考えられる暗赤色のものに終るという等級を作ったのである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
星雲は水素とヘリウムの輝線スペクトルを示す。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
しかしまた多くの恒星はこれらの輝線を示し、従ってこの星雲に近似しているが、ただしその色は赤ではなくて白光を呈している。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
内證の情婦のことを、おきせんと言ふ。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
たしか近松の心中ものの何かに、おきせんとて此の言葉ありたり。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
どの淨瑠璃かしらべたけれど、おきせんも無いのに面倒なり。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
人間はアンマリ長生きせん方が良えと思いますなあ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
――やって置くだけのことやって置かねえど、小作米を貰うわげに行きせんでがすからね。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
作例 · 標準
天体望遠鏡に分光器を取り付けると、星雲から放たれる特有の輝線が鮮やかに浮かび上がった。
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「この輝線の波長を調べれば、遠く離れた銀河が何でできているか分かるんだよ。」
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実験室の暗闇の中で、励起されたガスが放つ鋭い輝線がモニタ越しに観測された。
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