蒸気機関
じょうききかん
名詞
標準
steam engine
文例 · 用例
桑木博士と対話の中に、蒸気機関が発明されなかったら人間はもう少し幸福だったろうというような事があったように記憶している。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
すなわち遠からざる将来において、船には蒸気機関のような重い場ふさげなものは入らなくなり、ナイアガラ辺で起した強大な電力を無線電信で洋上の船に送り、軽少な器械で巨船を動かすような事になるだろう。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
おまけに所々に蒸気機関があり、そのスチームパイプが何本も通っているのである。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
炭坑に蒸気機関や電動機の採用されていなかったころ、人間の肩や背の他には、馬が一切の労働力を供給していたのだから。
— 佐左木俊郎 『狂馬』 青空文庫
鋼鉄製の蒸気機関の模型か何かのやうな厳畳づくりで、ぶつぶつ泡を吹いてゐるところは、どう見てもドイツ人の考案したらしい生物で、甲羅のどこかに『クルツプ会社製造』とでも極印が打つてありさうな気がします。
— 薄田淳介 『若葉の雨』 青空文庫
ヨーロッパ諸国の資本主義社会がその発展の頂上に近づいた十九世紀になって、ルネッサンス以後十八世紀になってはっきり方向を定めた人間解放の問題が具体化して来て、特にイギリスではどこよりも早く蒸気機関の利用による産業革命が行われ、繊維産業が非常に発達した。
— ――文学にそって―― 『女性の歴史』 青空文庫
けだしわれわれ人間のからだはたとえば蒸気機関のごときもので、食物という石炭を燃やさなければ、この機械は運転せぬのである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
」 彼ワットとは言うまでもなく蒸気機関の発明者である。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
作例 · 標準
蒸気機関の発明は産業革命の原動力となり、社会の仕組みを根本から変えた。
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博物館に展示されている巨大な蒸気機関のピストンが、重厚な音を立てて動いている。
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現代の技術を応用して、あえて蒸気機関を動力源にしたレトロな機械を製作した。
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