ボイラー
ボイラー異読 ボイラ
名詞頻度ランク #30287 · 青空 115 例
標準
boiler
文例 · 用例
しかし朝の五時ごろにいつでも遠い廊下のかなたで聞こえる不思議な音ははたして人の足音や扉の音であるか、それとも蒸気が遠いボイラーからだんだんに寄せて来る時の雑音であるか、とうとう確かめる事ができないで退院してしまった。
— 寺田寅彦 『病院の夜明けの物音』 青空文庫
なんでも大きなラッパのようなものをこしらえて、それをあの池の水中に沈め、別の所へ、小さなボイラーを沈めたのを鎚でたたいて、その音を聞くような事をやったように覚えている。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
第二次の実験は隅田川の艇庫前へ持って行ってやったのだが、その時に仲間の一人が、ボイラーをかついで桟橋から水中に墜落する場面もあって、忘れ難い思い出の種になっている。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
ボイラーから程遠い浴場の煉瓦壁に、三ツ並んで残っている古いパイプの穴から、肩をクッ付け合わせてテニス・コートを覗いた。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
折柄、遥か向うで開いた汽鑵場のボイラーの焚口が、向い合った二人の姿を切抜いたように照し出した。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
二四 北海道万寿炭坑行きのボイラー三本を、万寿丸は、横浜から、室蘭への航海に、そのガラン洞の腹の中に吸い込んだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
すぐに石炭積み込み用の高架桟橋へ横付けになるべきであったが、ボイラーの荷役の済むまでは沖がかりになるので、室蘭湾のほとんどまん中へ、今抜いたばかりの錨を何食わぬ顔をして投げた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
水夫たちは、ボイラー揚陸の準備前に、朝食をするために、おもてへ帰って来た。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
作例 · 標準
冬になると、セントラルヒーティングのボイラーを稼働させる。
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古いボイラーが故障したので、新しいエコキュートに交換することになった。
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工場では、蒸気を生成するために巨大なボイラーがいくつも設置されている。
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ウィキペディア
ボイラー は、水を沸かし、湯や水蒸気をつくりだす設備や装置のことである。日本産業規格(JIS)や学術用語集ではボイラと表記されるほか、汽缶 、あるいは単に缶やカマともいう。
出典: ボイラー — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0