善友
ぜんゆう
名詞
標準
good friend
文例 · 用例
おもひでの道を歩いて、善友悪友のおもひでがあつた、――K君、S君、I君、M君、等々等。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
菩提の善友、浄土の同行、契を此土に結ばんには今こそ言葉をかくべけれと、思ひ入て擦る数珠の音の声すみておぼえずたまる我涙かな、と歌の調は好かれ悪かれ、西行|急に読みかくれば、彼方は初めて人あるを知り、思ひがけぬに驚きしが、何と仰られしぞ、今一度と、心を圧鎮めて問ひ返す。
— 幸田露伴 『二日物語』 青空文庫
時に空中に天あり偈を説いていわく、〈宜しく審諦に観察すべし、卒なる威怒を行うなかれ、善友恩愛離れ、枉害信に傷苦〉と。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
人は心気だに労せざれば、命ながき事、疑うべからず」 といって、さらに、「無病第一の利、知足第一の富、善友第一の親、涅槃第一の楽」 といっておりますが、真理は平凡だといわれるように、たしかにこれは真理のことばです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
・新菊もほうれん草も咲くままに・草が芽ぶいて来てくれて悪友善友・枇杷が枯れて枇杷が生えてひとりぐらしも・いちにちすわつて風のながれるを・暮れるとすこし肌寒いさくらほろほろ・椿を垣にして咲かせて金持らしく 庵中無一物 酔うて戻つてさて寝るばかり 四月十三日 好晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
うかうかと他動的に陋習を追い、つまらぬ書蹟を大事に集めて喜んだような無理解もなくなり、従って、書蹟の悪友、凡友は去り、益友、善友のみが座右を離れまい。
— 北大路魯山人 『美術芸術としての生命の書道』 青空文庫
それに、正月といえば必ず吉原にとぐろを巻いている筈の京伝が、幾年振りかで家にいると聞いた善友悪友が、われもわれもと押しかけて来る接待に悩まされ続けては、流石に夜を日に換えて筆を執る根気も尽き果てたのであろう。
— 邦枝完二 『曲亭馬琴』 青空文庫
七八 惡友に伴なはざれ、下劣の人を侶とせざれ、善友に伴なへ、上士を侶とせよ。
— 荻原雲來訳註 『法句經』 青空文庫
作例 · 標準
困っている時に手を差し伸べてくれる善友は、人生の宝だ。
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善友との出会いは、私の人生を豊かにしてくれた。
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彼は常に私の善友であり、どんな時も支えてくれる存在だ。
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