知友
ちゆう
名詞
標準
(close) friend
文例 · 用例
(付記) 陸地測量部の作業に関する項は知友技師|梅本豊吉氏の談話によったが、もし誤記があったらそれは筆者の聞き違えである。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
亮の死の報知が伝わった時に、F町の知友たちは並み並みならぬ好意を故人の記念の上に注いでくれた。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
そのほかの知友の中でも、中学時代からの交遊の跡を追懐した熱情のこもった弔詞を寄せられた人や、また亮が読むべくしてついに読む事のできなかった倉田氏の著書の巻頭に懇篤な追悼文を題して遺族に贈られた人もあった。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
しかし私の考えでは、不幸の知らせは元来書状でほんとうの意味の知友にのみ出すべきもので、それ以外の人は葬式などがすんで後に聞き伝え、あるいは週刊旬刊でゆっくり知ってもたいしたさしつかえはないはずである。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
何も知らない事でもし殺されると云ふやうなことになりましたら、本人の悲惨は固より、肉親や知友もどれ丈けお上をお怨み致しませうか。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
この詩集は、詩集である以外に、私の過去の生活記念でもある故に、特に書物の序と跋とを、二人の知友に頼んだのである。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
店の旧取引先か遊び仲間の知友以外に京都には身寄りらしいものは一人も無かった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
彼を見ると全く芸術家はテンペラメント一つだという気がします」 かの女はこれを旅先の知友が、滞在地で世話をする父兄に向って云うお世辞ともお礼心とも思わなかった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
作例 · 標準
学生時代からの「知友」とは、今でも頻繁に連絡を取り合っている。
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彼は私の数少ない「知友」の一人だ。
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困った時に相談できる「知友」がいることは、とても心強い。
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