三体
さんたい
名詞
標準
The Three-Body Problem (2008 novel and subsequent adaptations)
文例 · 用例
矢よりも疾く漕寄せた、同じ童が艪を押して、より幼き他の児と、親船に寝た以前の船頭、三体ともに船に在り。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」「四角院円々三角居士と、」 いいながら土手に胸をつけて、袖を草に、太脛のあたりまで、友染を敷乱して、すらりと片足|片褄を泳がせながら、こう内へ掻込むようにして、鉛筆ですらすらとその三体の秘密を記した。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
――真の夜泣松は、汽車から来る客たちのこの町へ入る本道に、古い石橋の際に土をあわれに装って、石地蔵が、苔蒸し、且つ砕けて十三体。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
小式部はいろいろと考えた結果、自分の生き姿の偶人を三体造らしてそれぞれ送る事にした。
— 田中貢太郎 『偶人物語』 青空文庫
この机の上を見ても知らるべし、物茂卿の跋ある唐詩選と襤褸になりたる三体詩一巻、これは何れも百年以上の長寿を保ちたる前世紀の遺物なり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
が、あれ、どこともなく瀬の音して、雨雲の一際黒く、大なる蜘蛛の浸んだような、峰の天狗松の常燈明の一つ灯が、地獄の一つ星のごとく見ゆるにつけても、どうやら三体の通魔めく。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
私は天照皇太神宮と、阿弥陀仏と、我が皇室と、この三体を一つに祭って、いやその祭壇を私の家庭にこさえたのです。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
) 声を懸けると三人が三人、三体の羅漢のように、御者台の上と下に仏頂面を並べたのが、じろりと見て、中にも薄髯のある一体が、(用があるなら勝手口へ廻れ、)とつッけんどんに陀羅尼音でいったのである。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
作例 · 標準
SF小説『三体』の壮大な世界観に圧倒され、時間を忘れて読みふけってしまった。
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物理学の未解決問題が物語の核心に絡む『三体』は、理系の読者からも高い評価を得ている。
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「三体のドラマ版を見たんだけど、原作の緊迫感がうまく再現されていて感動したよ」と友人が薦めてくれた。
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ウィキペディア
『三体』(さんたい)は、中華人民共和国のSF作家劉慈欣による長編SF小説。2006年5月から12月まで、中国のSF雑誌『科幻世界』で連載され、2008年1月に重慶出版社によって単行本が出版された。本作は「地球往事」三部作の第一作である。
出典: 三体 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0