庇い立て
かばいだて異読 かばいたて
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
protecting (someone)
文例 · 用例
存じていたら身共とて滅多に庇い立ては出来なかったやも知れぬよ」「そうでござりましたか。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
よし仮りに、奥平美作守が、九万石封主の力を借りて、これを庇い立てすることあるも、われわれにはまた直参旗本の威権あり!
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
あれが自分を庇い立てでもするように、自身番へ訴人することを肯じないという――はて、どういうこころであろう?
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
踏絵や山木を庇い立てしたって一文の得にもなりゃあしねえ。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
山木はいまどこにいるね」「存じません」「ふむ、庇い立てするところを見ると、お前も共謀なんだな。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
そして間がな隙がなお竹を庇い立てするのが、気性の激しい内儀のお杉の嫉妬を、一段とかき立てたことは言うまでもありません。
— お竹大日如来 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
もとより朋輩のお竹に、小言を言うわけでなく、取わけ意地悪をするのでもありませんが、少しわざとらしいほど素気なく、そして無愛想に仕向けて、かつてお世辞も言わず、機嫌取りもせず、特別に庇い立てするなどということは、頼まれても出来そうはなかったのです。
— お竹大日如来 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
――ところで、番頭の総助はどうだ」「ありゃ馬鹿ですよ、私をどうかするつもりでいるんでしょう、――あんな半間な庇い立てなんかして」「少し手きびしいな」 平次は苦笑いに紛らせました。
— 受難の通人 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、どんな時でも弱者を庇い立てする人だ。
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先生は、理由も聞かずに彼を庇い立てした。
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彼は友人の間違いを庇い立てしようとしたが、結局は正直に話した。
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