情け
なさけ
名詞頻度ランク #18991 · 青空 683 例
標準
pity
文例 · 用例
――記憶も、去るにあらずや……湧き起る歓喜のためには 人の情けも、小さきものとみゆるにあらずやああ、神様、これがすべてでございます、 尽すなく尽さるるなく、心のままにうたへる心こそ これがすべてでございます!
— 中原中也 『夏は青い空に……』 青空文庫
甞て彼――一近代病者は、「情けぞ人の命なる」といふヴェルレーヌが一詩に不図心惹かれ、惹かれた迄はつつましやかであつたが、惹かれ終つて彼はそはそはしはじめた。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
「貴方が情けを感ずるものを」と答へると、間もなく彼はイライラしだした。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
では彼は情けを持たぬのであらうか?
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
唯彼の場合は、情けではないが情けの実質(層)が、可なり錯乱してゐるのである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
然し此の錯雑した時勢にあつても、いつかな愚鈍で、有難からぬ幸福のお方もあつて、その手合では、情けとは迎合性や動物的嗜好などを意味するだけで、つまりまあ気分屋なのである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
私のからだの値段が、たつた五文かと思つたら、私は情け無かつたね。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
その雨の中を漂ひながらいつだか消えてなくなつた、あの乳白の※嚢たち……今や黒い冬の夜をこめどしやぶりの雨が降つてゐて、わが母上の帯締めも雨水に流れ、潰れてしまひ、人の情けのかずかずも竟に蜜柑の色のみだつた?
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
作例 · 標準
困っている人には、情けをかけるべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は人に情けをかけることを惜しまない人だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
一時の情けが、後々のトラブルにつながることもある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
affection
作例 · 標準
親の情けを知らない子供はいないだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夫婦の間に情けがなくなると、関係は冷え切ってしまう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
困った時に助けてくれたのは、彼の情けだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash