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世務

せいむ異読 せむ
名詞
1
標準
worldly affairs
文例 · 用例
これみな恬澹な名僧といわれた父親の世務をうるさがる性癖から来た結果だが、母親はどういうものか父を恨まなかった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
いかなれば人々は此良心の發動、報恩の企圖を妨碍して、天才は俗事に用なしといひ、又思想多きに過ぎて世務に適せずといふぞ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
さらにこれをば教育勅語中にあることばを拝借して申さば、われわれがこの肉体の健康を維持し、「知能を啓発し、徳器を成就し」、進んでは「公益を弘め、世務を開く」ための生活、それがすなわちわれわれの理想的生活というものである。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
かゝる時、僕のやうな世務に全く無交渉の者は幸福で、時々お邪魔して、自由にお話することが出来た。
木下尚江 自由の使徒・島田三郎 青空文庫
父は度々いう如くもう世務に関する気はなかったのだけれども、久しく仕えた君家のためとあっては、辞退する心にならず、終に御受けをする事になったが、家令などという職名はいやだといって、御用掛位な位地で上京する事になった。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
その行の媒介としては、あらゆる倫理的世務を始め、現実の科学的認識も技術的利用もそれぞれに必要である。
田辺元 メメント モリ 青空文庫
作例 · 標準
俗世を離れて山に隠居した彼は、もはや世務に煩わされることなく穏やかな日々を送っている。
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仕事や家庭の雑多な世務に追われているうちに、若かった頃の夢を忘れかけていた。
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僧侶は修行の間、一切の世務を断ち、ただひたすらに仏道へと精進した。
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