品がいい
ひんがいい異読 ひんがよい
表現形容詞-良い型多音語
標準
refined
文例 · 用例
こんな作品がいいのだ。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
而已ならず、乙姫様が囲われたか、玄人でなし、堅気でなし、粋で自堕落の風のない、品がいいのに、媚かしく、澄ましたようで優容やか、お侠に見えて懐かしい。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
野々宮さんはいつになくまっ黒なフロックを着て、胸に係り員の徽章をつけて、だいぶ人品がいい。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
「それにお前さんは人品がいいから、身が持てないんだよ」 お島は話ぶりなどに愛嬌のあるその男の傍にすわっていると、自然に顔を赧くしたりした。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
「わたしんところになおしてお貰いしたいものがあるんですがね」「へえ」「一枚たけをつめるのと、一枚ちょっと胸の工合をなおしてお貰いしたいのと――ドイツにいたころ買ったんで、品がいいからすてるのももったいないと思ってね」 仕立屋の伯母は、別にわざとでもない落着いた口調で、「ようございます」と答えた。
— 宮本百合子 『赤い貨車』 青空文庫
ブランデスは品がいい天質のひとですね(彼の云いまわしを真似ると)、私はやはり同じ作家の研究について、そういう感じをうけました。
— 一九三四年(昭和九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「お茂ちゃんは品がいいのですからね」 お茂は辛そうに顔をゆがめて黙した。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
あれこそ達者だね、兄さんなんかとうてい叶わない」「でも品がいいわ。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
あの女優は、顔立ちも性格もすべてが品がいい。
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彼女が選ぶ小物やインテリアは、いつも品がいいものばかりだ。
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「まあ、本当に品がいいお嬢様ね!」と、祖母が褒めた。
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