乳嘴
にゅうし
名詞名詞-の形容詞
標準
(mammary) nipple
文例 · 用例
両の乳房を右顧左眄て、お丹はなぶり且つ嘲り、「ふむ、大分大きくなった乳嘴にぼっと色が着いて、肩で呼吸して、……見た処が四月の末頃、もう確かだ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
どういうことかと思っているとそれから三日目に極めて悪性の乳嘴突起炎を起し、脳膜炎を併発し、今度は慶応病院に入院、大手術をした。
— 宮本百合子 『刻々』 青空文庫
その後の手当も専門医が診てびっくりしたほど粗末な扱いで、夏に入って、極めて悪性の乳嘴突起炎を起した。
— 宮本百合子 『小祝の一家』 青空文庫
しかし娘達の乳嘴の色はいかにも可憐である。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
しかし既に二児を哺育した乳嘴は黒い。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
乳嘴も色を変じていない。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
乳嘴から上部三分の二ばかりのところまでは、皮膚も残されている。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
乳嘴突起炎は手術をすれば別に心配はない筈だけれども、手後れになると往々脳を侵されるので、一命に関わる場合もあり得る。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんは、満足げに母親の乳嘴を吸っていた。
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授乳中に乳嘴の痛みを感じたら、専門医に相談するべきだ。
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彼女は、乳嘴の形が授乳に影響することを心配していた。
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