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乳房

ちぶさ異読 にゅうぼう
名詞頻度ランク #19042 · 青空 1210
1
標準
breast
文例 · 用例
月蝕皆既萩原朔太郎みなそこに魚の哀傷、われに涙のいちじるく、きみはきみとて、ましろき乳房をぬらさむとする。
萩原朔太郎 月蝕皆既 青空文庫
」 その、呑気さうな言葉付が彼女には歯痒かつたが、その社長が、自分を可なり大事な者に考へてゐたことがその口振で分ると、彼女は急に、先刻解雇者の名前をみた時から忘れてゐた、それは若い女らしい、それを頭に浮べれば乳房のくらげのやうに伸縮し始める、その理想を再生させることが出来た。
――飜弄さる 蜻蛉 青空文庫
純な子供の心はこの時に完全に大自然の懐に抱かれてその乳房をしゃぶるのである。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
むしろ小柄で、ほつそりとして、手足も華奢で可愛く、ぞつとするほどあやしく美しい顏をしてゐるが、しかし、ヴイナスのやうな「女らしさ」が無く、乳房も小さい。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
岩角を一つ曲ると、かすかな燈火の灯かげに照し出され、一人の若い男が、天井から垂れ下っている大きな乳房に吸い付いて余念もなく啜っている不恰好なさまを見出した。
岡本かの子 富士 青空文庫
男の吸う乳房は、やはり岩瘤の一つで天井から垂れ下ったものであるが、尖には乳首の形もあった。
岡本かの子 富士 青空文庫
生理的から観ても、女の肉体は男より支持力に堪えがたい、乳房の重み、腰部の豊満、腹部も男より複雑であります。
岡本かの子 女性の不平とよろこび 青空文庫
かわいがったのを恩に着せるではないが、もとを云えば他人だけれど、乳呑児の時から、民子はしょっちゅう家へきて居て今の政夫と二つの乳房を一つ宛含ませて居た位、お増がきてからもあの通りで、二つのものは一つ宛四つのものは二つ宛、着物を拵えてもあれに一枚これに一枚と少しも分け隔てをせないできた。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
作例 · 標準
母親の乳房は、赤ちゃんにとって安らぎの場所だ。
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乳房の健康チェックは、定期的に行うことが推奨されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
美しい乳房のデッサンを見て、その曲線美に感動した。
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ウィキペディア

乳房(にゅうぼう、ちぶさ)は、有胎盤類の一部の哺乳類の腹側にある器官で、乳腺を含む突起である。構造上は外皮と密接な関係があり、雌(ヒトにおける女性)では乳腺から乳汁(乳、母乳、以下ヒトのそれに限る場合は「母乳」、そのほかは「乳汁」と表記)を分泌し、哺乳器としての機能を内包する。

出典: 乳房 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0