入市
にゅうし
名詞
標準
entering a city
文例 · 用例
『自分の義務は、多くの輩下を探し出し、金力を自由に駆使して、カラタール氏の入国入市を妨害することだった。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
長い黒煙の旅を終えて北から南から西から東から巴里へ入市したまえ。
— ノウトルダムの妖怪 『踊る地平線』 青空文庫
その古趣と不潔と野蛮と俗臭の小首府、神様と文明に忘れられたLISBOAが、こうおりぶ油くさい嗄れ声を発して僕の入市に挨拶した。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
おそらく、大阪ではじめて長唄を芝居へ入れたのは、斎入市川右団次(大正五年歿七十歳)であつたのだから、それ程大阪の町には、江戸唄は縁がなかつたのである。
— 折口信夫 『長唄のために』 青空文庫
その頃の私の、最多く見た芝居は、斎入市川右団治の舞台であつた。
— 折口信夫 『戞々たり 車上の優人』 青空文庫
この忙しいのに、だらだらとくそにもならん話をしてわしを引きつけて置いて……ほう、早く行かにゃ、大先生と約束の時間に、○○へ入市できないぞ」 博士は腕に嵌めた大きな時計を見、例の大きな三つのトランクを軽々と担ぐと、大急ぎで飛行場を出ていった。
— ――金博士シリーズ・6―― 『戦時旅行鞄』 青空文庫
いっそう入念に京都風な市街区画が完了して一般人の入市をゆるしたのは明治二十五年、そのときまでにはビバイ、チャシナイ、滝川その他の札幌旭川間の要路に、屯田兵が配置され、永山、東旭川にもおかれていた。
— ――北海道初行脚―― 『望郷』 青空文庫
地租、動産税、入市税、関税は、すべてはげしい不平の種である。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
作例 · 標準
新しい市場を開拓するため、彼は隣国の都市に入市した。
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戦乱が落ち着き、避難民が故郷の街に入市する光景が見られた。
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その商人は、海外から仕入れた珍しい品々を携えて初めてその都市に入市した。
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