閻魔大王
えんまだいおう
名詞
標準
Yama
文例 · 用例
この修養が出来れば地蔵様でも閻魔大王でも手玉に取れるんだ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
姉川というのは、閻魔大王の姉の竜王が此の川に住んでいるから姉川と云い初めたという伝説があるが、閻魔大王の姉に竜王があるという話はあまり聞かないから、之れは土俗の伝説に過ぎないであろう。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
」 閻魔大王の声は雷のように、階の上から響きました。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
すると閻魔大王は、持っていた鉄の笏を挙げて、顔中の鬚を逆立てながら、「その方はここをどこだと思う?
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
それを見た閻魔大王は、すぐに鬼どもの方を向いて、荒々しく何か言いつけると、鬼どもは一度に畏って、忽ち杜子春を引き立てながら、森羅殿の空へ舞い上りました。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
もう一度|夜のような空を飛んで、森羅殿の前へ帰って来ると、さっきの通り杜子春を階の下に引き据えながら、御殿の上の閻魔大王に、「この罪人はどうしても、ものを言う気色がございません」と、口を揃えて言上しました。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
閻魔大王は眉をひそめて、暫く思案に暮れていましたが、やがて何か思いついたと見えて、「この男の父母は、畜生道に落ちている筈だから、早速ここへ引き立てて来い」と、一匹の鬼に言いつけました。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4