甘藍
かんらん
名詞
標準
cabbage
文例 · 用例
〔甘藍の球は弾けて〕宮沢賢治甘藍の球は弾けて青ぞらに白雲の房呑屋より二人の馬丁よろめきてあらはれ出づる
— 宮沢賢治 『〔甘藍の球は弾けて〕』 青空文庫
水菓子屋の目さめるような店先で立止って足許の甘藍を摘んでみたりしていたが、とうとう蜜柑を四つばかり買って外套の隠しを膨らませた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
顧れば峡間から東方の霞沢岳連峰の木山には、どす玄い雨雲が、甘藍の大葉を巻いたように冠ぶさって、その尖端が常念一帯の脈まで、包んで来ている、雪の峡流は碧い石や黄な石をひたして、水嵩も多くなって、樺青く雪白い間を走って行くのが、遙かに瞰下されて、先は森林の底に没している。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
まんなかをカンナとコキア、観葉種です、それから花甘藍と、あとはキャンデタフトのライラックと白で模様をとったりいろいろします。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
瀬川の鉄橋を渡り牛蒡や甘藍が青白い葉の裏をひるがえす畑の間の細い道を通りました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
八月八日農場実習 午前八時半より正午まで 除草、追肥 第一、七組 蕪菁播種 第三、四組 甘藍中耕 第五、六組 養蚕実習 第二組(午后イギリス海岸に於て第三|紀偶蹄類の足跡標本を採収すべきにより希望者は参加すべし。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
凍えしやみどりの縮葉甘藍、 県視学はかなきものを。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
ぼくはまるで権十が甘藍の夜盗虫みたいな気がした。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
作例 · 標準
庭の甘藍が大きく育ち、そろそろ収穫時だ。
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千切り甘藍をたっぷり乗せたメンチカツサンドは格別だ。
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スープに甘藍を入れると、甘みが増して美味しくなる。
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今夜は甘藍と豚肉の蒸し料理を作ろうかな。
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