雲気
うんき
名詞
標準
cloud
文例 · 用例
腕を額に翳して、空の雲気を見廻した。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
長楽 宮中 雲気散じ、朝元 閣上 雨声収まる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
それは高祖の居るところに雲気が立つて居たからだといふが、いくら卜者の娘だつて、こけの烏のやうに雲ばかりを当にしたでは無からう。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
見あげる四囲の山々は灰色の雲気に閉されて、折から風を交へた沛雨にありかも見えぬ森林の雄叫びが韋駄天と化して縦横無尽に荒れ狂つてゐた。
— 牧野信一 『好色夢』 青空文庫
海潮の気を潮気といい、山岳の気を山気というように、河気といい、沢気といい、野気といい、泉気といい、虹気といい、暈気といい、塵気といい、雲気といい、日輪の両傍に現われるものを珥気という類で、実に数限りもないが、これ等もまた皆その物より発するその微分子のようなものを称すると理解して差支えない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
およそこれ等の思想と関連してか或いは関連しないでか、或いは正しく関連しないで斜めに関連したのか明らかでないが、星気を読んだり雲気を望んだりする道は早くから支那に於いては行われた。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
聖人・偉人・帝王・豪傑には、星辰これに付し、雲気これに応ずると信じられていたことは歴史や雑書が我々に語るところであるから、望気の術が軍陣以外の事を包含していたことも自然と明らかである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
呂后(劉邦の妻)が微賤(低い身分)の時、高祖が芒※山に隠れたのを見出したのは高祖のいる所の上に雲気があるのを認めてだとある。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
kabuki accessory representing a cloud
作例 · 標準
例句
標準
type of strange mist appearing in the sky, used for divination
作例 · 標準
例句