斯様
かよう
形容動詞頻度ランク #5328 · 青空 1213 例
標準
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文例 · 用例
「まあ、お熊……お前はまあ何と言う……ダダ……誰が斯様なこと、したかいなあ……」 そのアトから人を分けて入って来た半白髪の恰幅のいい老人は、女房の肩ごしに娘の死骸を一眼見るや否や、両手をシッカリと握り合わせたまま石甃の上にドスンと尻餅を突いてしまった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
斯様な社会的に大影響を有する行動を如何に自分の所有物を処理する事が自由であるからとて無造作に為すとは余りに乱暴な遣口である』と云ふ意味や其他私の遣方を非難する書面が沢山来て居るさうです。
— 有島武郎 『狩太農場の解放』 青空文庫
斯様にして権力の濫用を恣にする政治家は、事の真偽、理の当否を調査することなしに、只一概に大掴に、否むしろ虚を実と誣ひ、直と曲を邪み、何でもかでも思想の向上、流布を妨止するのであるとも思はざるを得なかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
総て斯様なことは、政江が若い頃、詳しくいえば十八歳から二十一歳までの足掛け四年間、京都医大附属病院で助産婦見習兼看護婦をしていたことゝ関係がある。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
「この女に溺れてしまって斯様な眼に会わされるのが気持よく感ずる迄に堕落してしまったんだ。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
然し斯様に百尺竿頭に一歩を進めた解決をさせたり、月並を離れた活動を演出させたり、篇中の性格を裏返しにして人間の腹の底にはこんな妙なものが潜んで居ると云う事を読者に示そうとするには勢い篇中の人物を度外れな境界に置かねばならない。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
) 斯様に小説を二つに分けて見た所で虚子の小説はどっちに属するかと云うと先ず前者即ち余裕のある方面に属すると思う。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
そんな人に対して余はただ一言、斯様な生活をして居る人間が、我々と同時代に、しかも帝都を去る程遠からぬ田舎に住んで居るという悲惨な事実を、ひしと一度は胸の底に抱き締めて見たら、公等の是から先の人生観の上に、又公等の日常の行動の上に、何かの参考として利益を与えはしまいかと聞きたい。
— ――長塚節著『土』序―― 『『土』に就て』 青空文庫
作例 · 標準
「斯様なお話には、私も感銘を受けます。」
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「斯様のご厚情、誠に恐縮に存じます。」
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「この斯様(かよう)な暑さでは、外に出たくなくなるのも無理はない。」
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「斯様のことわざは、人生の教訓となるでしょう。」
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