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言いなり

いいなり
名詞頻度ランク #22381 · 青空 0
1
標準
doing as one is told
文例 · 用例
でもおっかさんの時分から、言いなりに貸してやることにしているんだから、今日もまあ、持ってっておやりよ」 すると炉に焙っていた年長の出前持が今夜に限って頭を擡げて言った。
岡本かの子 家霊 青空文庫
顔の生白いこの写真屋は土地の言葉でいう兄さんで、来たてからの客であり、倉持とは比べものにもならないが、銀子のためには玉稼ぎに打ってつけの若い衆で、お神や仕込みの歓心を買うために、来るたびに土産物を持ち込み、銀子の言いなり放題に、そこらの料亭を遊び歩いていた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
はじめは多少容態を繕っていた近所のおかみさんたちや気取ってた娘たちも、如才のない母の面倒の見方や、愛想のよい褒め言葉にいつの間にか、ころ/\になって「蝶ちゃんのおっかさん」とか「蝶ちゃんのおばさん」とか呼び慣わし、母の言いなり放題にもなり、母にまつわって離れません。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
かつての音楽家はつねにマネージャーやレコード会社の社員の言いなりになり、誇張していえば、餌食になっていた。
織田作之助 道なき道 青空文庫
何んでも早く青木から身受けの金を出させようと運動しているらしく、先刻もまた青木の言いなり放題になって、その代りに何かの手筈を定めて来たものと見えた。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
女は初めは初心らしく裾を押えたりしていたが、やがて何の感情もなく言いなりになった。
織田作之助 世相 青空文庫
「それも省さんがあんまりおとよさんに苦労さしたからさ」「そんな事はねい、私はいつでもおとよさんの言いなりだもの」「まあ憎らしい、あんなこといって」「そんなら省さん、なで深田へ養子にいった」 お千代はこう言ってハヽヽヽヽと笑う。
伊藤左千夫 春の潮 青空文庫
固意地な方の言いなりに私までもがついて行ったのがまちがいだった」 と夫人は歎息していた。
明石 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
「もう誰の言いなりにもなりたくない」と叫んで、彼女は家を飛び出した。
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自分の意志を持たず、ただ上司の言いなりになっているだけでは、社会人としての成長は望めない。
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取引先の言いなりに値下げを繰り返した結果、ついに採算が取れなくなってしまった。
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幼い頃から親の言いなりに生きてきた彼は、大学卒業を機に初めて自分の進路を自ら決断した。
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