順光
じゅんこう
名詞
標準
front light
文例 · 用例
詩文稿は尾張丹羽村なる鷲津家の当主順光翁の蔵する所である。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
鷲津氏の子孫は今なお丹羽の旧邸に住しているので、わたくしは当代の主人鷲津順光氏に問合せてこの忌辰を知ったのであるが、しかしその行年の幾歳なるかを審にしない。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
蓉裳の次男順光が現在尾張丹羽なる鷲津家の当主である。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
二月二十六日に鷲津蓉裳の次子順光が生れた。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
西陽をうしろから受けとめつつ、順光でカラカウア・アヴェニューを走りたい、ということを思いついたのだ。
— 片岡義男 『時差のないふたつの島』 青空文庫
うしろから西陽に対して順光になっている光景をぼんやりと見ながら、ぼくは思った。
— 片岡義男 『時差のないふたつの島』 青空文庫
晴れた五月の日の陽ざしは、夏子にとって順光だった。
— 片岡義男 『東京青年』 青空文庫
作例 · 標準
風景写真を撮るなら、被写体の細部までくっきりと写る順光の状態が最も望ましい。
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太陽を背にした順光での撮影だったので、空の青さが非常に鮮やかに再現された。
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ポートレート撮影で順光すぎると、モデルが眩しがって目を細めてしまうのが難点だ。
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