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福の神

ふくのかみ
名詞
1
標準
god of fortune
文例 · 用例
牽牛花 朝寐は福の神のお嫌ひなり。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
貧乏神様の御蔭なりゃあこそこげに気楽な一生が送れますので、福の神様が舞込んで来かかりますと、どうぞ他所様へ他所様へとお断り申上げますような事で、貧乏神から兄貴とも親分とも頼まれる心安さ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
かくてはいよいよかの婦人の身の上思い遣られたり、と得衛は屹と思案して、「それは大方門違い、私の代になってから福の神は這入っても狂人などいう者は、門端へも寄り附きません。
泉鏡花 活人形 青空文庫
最初に誰が言い出したのか知らないが、ここの家に祟りがあるなどというのは嘘の皮で、祟りどころか、かえって福の神が宿っているといっても好いくらいだ。
岡本綺堂 怪談一夜草紙 青空文庫
でも、その娘さんは、あの修道院に一生いる人だから、幸福の神さまが、かわりに、おまえをぼくによこしてくださったんだよ。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 人魚の姫 青空文庫
叔父はそれを私独得の「相場の予感に対する口止め料」であるかのように云い聞かせていたが、実は、私という福の神に投げ与える極めて安価な足止め料に相違なかった。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
さあ、雨戸をみんなあけて、ことしの家中の塵芥をさっぱりと掃き出して、のんきに福の神の御入来を待つがよい。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
福の神に見はなされたのだ。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
作例 · 標準
彼はまるで福の神のように、いつも周りの人々に幸運をもたらす。
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「わあ、福の神が来た!」と、皆が彼を歓迎した。
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昔話では、貧しい夫婦の元に福の神が訪れる物語が多い。
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