幻辞.com

開襟

かいきん
名詞
1
標準
unbuttoning a collar
文例 · 用例
そんなことを考えながら、T君の山男のような蓬髪としわくちゃによごれやつれた開襟シャツの勇ましいいで立ちを、スマートな近代的ハイカーの颯爽たる風姿と思い比べているうちに、いつか快い眠りに落ちて行ったことであった。
寺田寅彦 小浅間 青空文庫
」「開襟シャツ一枚でいいよ。
太宰治 おさん 青空文庫
しかも、こんどのシャツには蝶々の翅のような大きい襟がついていて、その襟を、夏の開襟シャツの襟を背広の上衣の襟の外側に出してかぶせているのと、そっくり同じ様式で、着物の襟の外側にひっぱり出し、着物の襟に覆いかぶせているのです。
太宰治 おしゃれ童子 青空文庫
しかも、こんどのシヤツには蝶々の翅のやうな大きい襟がついてゐて、その襟を、夏の開襟シヤツの襟を背広の上衣の襟の外側に出してかぶせてゐるのと、そつくり同じ様式で、着物の襟の外側にひつぱり出し、着物の襟に覆ひかぶせてゐるのです。
太宰治 津軽 青空文庫
狭い店の中には腰掛から半分尻をはみ出させた人や、立ち待ちしている人などをいれて、ざっと二十五人ほどの客がいるが、驚いたことには開襟シャツなどを着込んだインテリ会社員風の人が多いのである。
織田作之助 大阪発見 青空文庫
カアキ色のズボンをはいて、開襟シャツ、三鷹の町を産業戦士のむれにまじって、少しも目立つ事もなく歩いている。
太宰治 作家の手帖 青空文庫
「入庫だって」「入っちゃっていいんですか」 開襟シャツの若い背広車掌はいかにも嬉しそうである。
宮本百合子 電車の見えない電車通り 青空文庫
麻布はあれで開襟を拵へて欲しい。
家族・親族宛 書簡 青空文庫
作例 · 標準
真夏の通勤に疲れた男性は、電車を降りるなりネクタイを緩めて開襟した。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
ステージを降りたミュージシャンは、汗だくのまま開襟してソファに倒れ込んだ。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
診察の前に「上を開襟してください」と言われ、ボタンを外してベッドに横になった。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
2
標準
opening up (one's heart)
作例 · 標準
長い沈黙の後、彼は初めて開襟し、誰にも話していなかった過去を打ち明けた。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
酒席で気持ちよくなった先輩が珍しく開襟して、若い部下に自分の失敗談を語った。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
互いに開襟して話し合った末、二人の間にあった誤解はようやく解けた。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
3
標準
open-necked shirt
作例 · 標準
夏の社内では開襟のシャツ姿で仕事をする社員が多く、クールビズが定着している。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
白い開襟シャツにチノパン姿の父は、週末になるといつもそのスタイルで庭仕事をしていた。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
リゾートウエディングのドレスコードは開襟シャツ可とのことで、堅苦しくない雰囲気だった。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
ウィキペディア

開襟 とは、上着やシャツなどの襟を開くこと、また開いた状態での着用を前提としてデザインされた洋服の襟の形式を指す言葉である。

出典: 開襟 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0