村社
そんしゃ
名詞
標準
township shrine
文例 · 用例
そこには昔のままの村社があり、昔のままの白壁があり、昔のままの自然がある。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
田舍の寂しい畔道で、名も知れぬ村社の神の、小さな祠の前に額づいてゐる農夫の老婆は、その初孫の晴着を買ふために、今年の秋の收穫に少しばかりの餘裕を惠み給へと祈つてゐるのだ。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
……村社はほかにもございますが、鎮守と言う、お尋ねにつけて、その儀を帳場で申しますと……道を尋ねて、そこでお一人でおのぼりなさいました。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
或る日、特に迎へられてその大江の村社に参観す。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
宇賀長者の邸跡としては、今、吾川郡浦戸村の南になった外海に沿うた松原に、宇賀神社と云う村社がある。
— 田中貢太郎 『宇賀長者物語』 青空文庫
その村社の背後には古墳らしい円錐形の小丘もある。
— 田中貢太郎 『宇賀長者物語』 青空文庫
神社には必ず神職を置き、村社は年に百二十円以上、無格社は六十円以上の報酬を出さしむ。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
ただし兼務者に対しては、村社は六十円、無格社は三十円まで減ずるを得。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
作例 · 標準
この村の村社は、毎年秋に盛大な祭りが行われる。
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彼は村社の手入れを長年続けている。
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古い地図を見ると、かつて多くの村社があったことがわかる。
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