縛め
いましめ
名詞頻度ランク #17345 · 青空 90 例
標準
bonds
文例 · 用例
三、四人の女が出て来て、かれの眼隠しや猿轡をはずして、両手の縛めをも解いてくれた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
立騒ぐ召つかいどもを叱りつも細引を持て来さして、しかと両手をゆわえあえず奥まりたる三畳の暗き一室に引立てゆきてそのまま柱に縛めたり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
(目※連の声が聞ゆると同時に、阿難と娘を縛めたる毛綱おのずと断れ落つ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
人に物を思わせたる報酬はかくぞと詈りて、下枝が細き小腕を後手に捻じ上げて、縛めんとなしければ、下枝は糸よりなお細く、眼を見開きて恨しげに、「もう大抵に酷うしたが好うござんしょう。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
十八 虐殺 得三は他に一口の短刀を取り出して、腰に帯び、下枝を殺さんと心を決めて、北の台に赴き見れば、小手高う背に捻じて縛めて、柱に結え附け置きたるまま、下枝は膝に額を埋め、身動きもせでいたりけり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
)宅膳 黒牛の背に、鞍置かず、荒縄に縛める。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
権勢と迫害で、可厭がるものを無理に捉えて、裸体を牛に縛めて、夜叉ヶ池へ追上せた。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
白糸はまずこれを収めて、「内君、いろいろなことを言ってきのどくだけれど、私の出たあとで声を立てるといけないから、少しの間だ、猿轡を箝めてておくれ」 渠は内儀を縛めんとて、その細帯を解かんとせり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
作例 · 標準
囚われの身となった彼の両手は、太い縄の縛めによって自由を奪われていた。
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心の縛めを解き放ち、もっと自由に自分の意見を言っていいんだよ。
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長年の因習という縛めから逃れるため、彼女は都会へ出る決意をした。
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