良田
りょうでん
名詞
標準
fertile rice paddy
文例 · 用例
然し染退川が年々五十町歩も百町歩も、渠等の集積土質の良田を缺壤して行く爲め、その度毎に村人の戸數が減じて行くのは殘念なことだ。
— 岩野泡鳴 『日高十勝の記憶』 青空文庫
先年世良田合戦、御影寺合戦(永禄三年)終って間もなく、浅井家の家中寄り合い、諸士の手柄話の噂などした。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
これを化して良田沃野となして、外に失いしところのものを内にありて償わんとするのがそれがダルガスの夢であったのであります。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
剩へ平坦の處へ出て良田を潰す。
— 田中正造 『公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書』 青空文庫
此の沃野の良田數十里と云ふものが害されて、之を救ふものが今日政府の中に無いと云ふに至ては、如何でございます。
— 田中正造 『公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書』 青空文庫
諸君が常に忌む所の藩閥政府は、此良田をして沙漠たらしめたのである、沙漠となしつゝあるのである。
— 田中正造 『公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書』 青空文庫
馬じゃ……敵じゃ……敵の馬じゃ」「敵は多勢じゃ、世良田どの」「味方は無勢じゃ、秩父どの」「さても……」「思わぬ……」敵はまぢかく近寄ッた。
— 山田美妙 『武蔵野』 青空文庫
和女はよも忘れはせまい、和女には実の親、おれには実の夫のあの民部の刀禰がこたび二の君の軍に加わッて、あッぱれ世を元弘の昔に復す忠義の中に入ろうとて、世良田の刀禰もろとも門出した時、おれは、こや忍藻、おれは何して何言うたぞ。
— 山田美妙 『武蔵野』 青空文庫
作例 · 標準
この地域は、昔から良田に恵まれ、米作が盛んだった。
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祖父が丹精込めて耕した良田は、今も豊作をもたらしている。
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良田を確保することは、国の食料供給を安定させる上で不可欠だ。
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