荒地
あれち
名詞頻度ランク #32361 · 青空 338 例
標準
Arechi
文例 · 用例
何か云いたいようでしたが黙って俄かに向うを向き、今まで私の来た方の荒地にとぼとぼ歩き出しました。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫
荒地の中で建築の骨組だけ見せられているような気持になることが多い。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
左右の荒地、嶮岨に似ず、坂の表面はきめのこまかい赤土で小石が、いくらか散らばつただけの柔和な傾斜面だつた。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
けれども、北陸線の通じなかつた時分、舊道は平家物語、太平記、太閤記に至るまで、名だたる荒地山、歸、虎杖坂、中河内、燧ヶ|嶽。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
それでも段々年をとっては、せめて起臥をわが家でしたいのが人の通情であるから、保胤も六条の荒地の廉いのを購って、吾が住居をこしらえた。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
この荒地の、まばら垣と向合ったのが、火薬庫の長々とした塀になる。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
石州浜田六万四千石……船つきの湊を抱えて、内福の聞こえのあった松平|某氏が、仔細あって、ここの片原五万四千石、――遠僻の荒地に国がえとなった。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
放題の荒地で、雑草は、やがて人だけに生茂った、上へ伸び、下を這って、芥穴を自然に躍った、怪しき精のごとき南瓜の種が、いつしか一面に生え拡がり、縦横無尽に蔓り乱れて、十三夜が近いというのに、今が黄色な花ざかり。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒地について考えている。
荒地という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒地の意味を理解している。
この文には荒地が含まれている。
標準
The Wasteland (poem by T.S. Eliot)
作例 · 標準
私は毎日荒地について考えている。
荒地という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒地の意味を理解している。
この文には荒地が含まれている。
ウィキペディア
荒地(あれち)は、雑草や低木などが生い茂る不利用地。または、自然状態で、充分な植物群落が発達しないような場所である。
出典: 荒地 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0