簡勁
かんけい
形容動詞名詞
標準
crisp
文例 · 用例
かくして悪人衰退滅亡の状態は簡勁に、順序正しく描き出されたのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
国語の柔軟なる、冗長なるに飽きはてて簡勁なる、豪壮なる漢語もてわが不足を補いたり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
蕪村の簡勁と適切とに及ばざる遠し。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
簡勁の語多く冗漫の語少し。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
一字もゆるがせにされておらず、それぞれの切先をもっているものであるが、全篇の効果としては、主題の立体面を余りこまかい網でかぶせてしまい、ついに作品を作者があらわすよりは遙かに簡勁でないものとしてしまっている。
— ――「風雲」について―― 『文学における古いもの・新しいもの』 青空文庫
深田久彌のように、作品の上ではある簡勁さを狙っている作家も、この問題に対しては、自分が日常生活ではスキーなどへ出かけつつ、かたわら不安の文学について云々している矛盾の姿を自覚することができなかったのである。
— 宮本百合子 『一九三四年度におけるブルジョア文学の動向』 青空文庫
フランス散文の規範のようなメリメは異国趣味でロマンティックな題材と情熱とを、厳しく選択して理性的に配置した文章の鮮明な簡勁な輪廓の中にうちこんでいる。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
これはその後ビイアスが、第四の空間へはひる刹那までも、簡勁に二三書いてゐる。
— 芥川龍之介 『近頃の幽霊』 青空文庫
作例 · 標準
この作家の文章は簡勁で読みやすく、読者の心に響く。
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彼女の描く線は驚くほど簡勁でありながら、対象の本質を捉えている。
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報告書は簡勁にまとめるよう指示された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
あら、この文章、簡勁で要点が掴みやすいわね!
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