歯切れの良い
はぎれのよい異読 はぎれのいい
表現形容詞-良い型多音語
標準
crisp
文例 · 用例
照枝は東京の子供たちの歯切れの良い言葉がいかにも利溌な子供らしく聴えて以来、お腹の子供はぜひ東京育ちにするのだと夢をえがき、銭勘定も目立ってけちくさくなった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
大阪のでん公と比べものにならぬほど歯切れの良い土地者が暖簾をくぐると、どぎまぎした。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
大阪のでん公と比べものにならぬほど歯切れの良い土地者が暖簾をくゞると、どぎまぎした。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
おまけに女は歯切れの良い東京弁と来ている。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
初めて電話を入れた人間に、海外からすぐに返事をくれたことへの驚きに加え、歯切れの良い萩野さんの語り口調は、受話器を置いた後も耳に残りました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
塚本さん、インプレスの柱となる雑誌の創刊にあたっては、そこのところを是非、歯切れの良い大きな声で聞かせていただけないだろうか。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
「銭形の親分でいらっしゃいましたか、御免下さいまし、図々しいようですが、上がり込んで御待ち申しておりました」 歯切れの良い調子、莞爾すると、漆黒の歯がチラリと覗いて、啖呵の切れそうな唇が、滅法|婀娜めいて見えます。
— 呪いの銀簪 『銭形平次捕物控』 青空文庫
名探偵の花房一郎は此時もう四十を越した筈ですが、打ち見たところは千種十次郎や足の勇と大した違いの無い若さで、俊敏な眼と、歯切れの良い言葉と、そして機智に富んだ応対を除けば、何んの特色もない、まことに平凡な中年の紳士――というよりは、唯のサラリーマンにしか過ぎません。
— 野村胡堂 『笑う悪魔』 青空文庫
作例 · 標準
アナウンサーの歯切れの良い、明瞭な声に、思わず聞き入ってしまった。
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彼女の返答はいつも歯切れが良くて、迷いが全く感じられない。
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この短いCMのコピーは、歯切れが良い上にキャッチーで、記憶に残る。
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