還啓
かんけい
名詞
標準
return to the palace (usu. of the empress, crown prince, etc.)
文例 · 用例
還啓に供奉する公卿の多さは行幸にも劣らぬものだった。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
殊に外の病院と違ひ、この復生病院は、度々の御下賜金、衣類、レコード、※卵等々を賜つてをるのみならず、かつて沼津行啓のみぎりは、その御還啓の御召列車を、逢坂踏切にて奉送申上ぐることさへ許されたのだつた。
— 土井八枝 『隨筆 藪柑子』 青空文庫
そのとおりしんぶんに書いたら、どんなにか読者にうけることでしょうが、わたしはじかにかんけいのある当のその人だけに手紙をやりました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
もしトニイがそのお金にかんけいがなくて、りっぱな人だったら、こちらにたずねてくるはずだといいました。
— 豊島与志雄 『街の少年』 青空文庫
「ねえ、あんたは何のかんけいもないんでしょう。
— 豊島与志雄 『街の少年』 青空文庫
なるほど、ではうかがいますけれどもお遊さんとお父上とのかんけいが仰っしゃるとおりであったとするとあなたは誰の子なのです。
— 谷崎潤一郎 『蘆刈』 青空文庫
怪すい星とカニ怪人とは、なんのかんけいもない、べつのできごとだとおもう。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
ほんとうに、このじいさんは、あのおそろしいカニ怪人となにかかんけいがあるのかもしれないとおもったからです。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
作例 · 標準
戦が終わり、陛下はついに都へ還啓なさった。民は歓喜の声を上げた。
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長らくお留守だった東宮様が、本日の午後、お還啓になるとの報せが入った。
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おお、ついに将軍が還啓なさるという!城下は祝賀ムードだ。
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