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冷然

れいぜん
形容詞-たる副詞-と
1
標準
cold (attitude)
文例 · 用例
わしは冷然無視したものか、気を盛り眼を明にして、これに備へをしたものか。
宮沢賢治 疑獄元兇 青空文庫
冷然たる医者は一、二語簡単な挨拶をしながら診察にかかった。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
大眼に御覧あそばして」 巡査は冷然として、「規則に夜昼はない。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
さらに冷然として一定の足並みをもて粛々と歩み出だせり。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
蔦をその身に絡めたるまま枯木は冷然として答えもなさず、堤防の上につと立ちて、角燈片手に振り翳し、水をきっと瞰下ろしたる、ときに寒冷|謂うべからず、見渡す限り霜白く墨より黒き水面に烈しき泡の吹き出ずるは老夫の沈める処と覚しく、薄氷は亀裂しおれり。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
清逸は冷然として弟の顔から眼を原稿紙の方に振り向けた。
有島武郎 星座 青空文庫
家に著くや無理に、気持を引き立てて、腰の痛みをみせまいやうに一心に姿勢を作つて、『ただ今』といと冷然と云つた。
中原中也 亡弟 青空文庫
」 島野は冷然として、「何、犬に食われて死にゃあ可いんだ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
彼は私の必死の訴えにも、ただ冷然とした表情で首を横に振るだけだった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼女は周囲の動揺をよそに、「それが何か?」と冷然と言い放った。
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長年の親友からの裏切りを知らされても、彼は驚くほど冷然たる態度を崩さなかった。
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冷然(れいぜん) — 幻辞.com