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霊前

れいぜん
名詞
1
標準
before the spirit of the deceased
文例 · 用例
自分も縁側へ出て新しく水を入れた手水鉢で手洗い口すすいで霊前にぬかずき、わが名を申上げて拍手を打つと花瓶の檜扇の花びらが落ちて葡萄の上にとまった。
寺田寅彦 青空文庫
居間の時計がねむそうに十時をうったから一通り霊前を片付けて床に入った。
寺田寅彦 青空文庫
終りに、この一文を、同行四人の中、馬術の達人であった神田憲君の霊前に献げる。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
小林蹴月君も訃音におどろかされて駈け付け、左の短尺を霊前に供えられる。
――甲字楼日記の一節―― 叔父と甥と 青空文庫
青山や花に樒に露時雨 十五日は初七日、原田春鈴君来りて、その庭に熟したりという枝柿を霊前に供えらる。
――甲字楼日記の一節―― 叔父と甥と 青空文庫
まざ/\と柿食うてゐる姿かな この日、額田六福の郷里よりも霊前にとて松茸一籠を送り来る。
――甲字楼日記の一節―― 叔父と甥と 青空文庫
(五十) 忠一は其夜、安行の霊前に通夜した。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
そこで序ながら此句も霊前に献上する事にした。
夏目漱石 『我輩は猫である』中篇自序 青空文庫
作例 · 標準
彼は亡き父の霊前に静かに手を合わせ、大学への合格を報告した。
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法要では、故人の好きだったお酒やお菓子が霊前に供えられた。
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祖母は毎朝、仏壇の祖父の霊前に向かって、今日一日の出来事を話しかけている。
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