奉体
ほうたい
名詞動詞-サ変
標準
carrying out the will of one's lord
文例 · 用例
しかも、天皇は天つ神の神意を受けて、大八洲国に降臨せられた皇孫の御後裔であらせられるから、常に天つ神を祭り、その神意を奉体せられるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
天皇が天つ神を祭り、神意の奉体に努めさせられることは、直ちに国民の日常生活の端々にまで及び、「氏神」の信仰が深くなつてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
天皇は天つ神を祭られ、その神意を奉体して民を治められる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
宣誓 われら大御心を奉体し、一切の私心を去り、過去に泥まず、個々の立場に捉はれず、協心戦力もつて新体制確立のため全力を尽くさんことを誓ふ。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
忠節、武勇、礼儀、信義、質素の五ヶ条と、これを貫くに「誠」をもつてせよとお説きになつたものでありますが、これはもはや、軍人に限らず、全国民ひとしく、この御趣旨を奉体して誤りなきものと私は信じます。
— ――力としての文化 第三話 『戦争と文化』 青空文庫
小生らにおいても御厚意を奉体つかまつらざる場合に落ち行き、苦慮|一方ならず、この段|御宥恕なし下されたく、尊君様より皆々様へ厚く御詫び申し上げ候よう幾重にも願いたてまつり候。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
故に今般、御誓文を以て目的とし、政体職制、被相改候は、徒に変更を好むにあらず、従来未定の制度規律相立候訳にて、更に前後異趣に無之侯間、内外百官、此旨を奉体し、確定守持、根拠する所あつて、疑念するなく、各其職掌を尽し、万民保全の道、開成永続せんを要するなり。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
そこでたちまち箱を割って拵えた小さな白い杭もでき ほうたいをとった残りの晒しの縁のまっ白な毬も出て来た。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
作例 · 標準
主君の遺志を奉体し、彼は一族の再興を誓って立ち上がった。
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国王の命令を忠実に奉体することが、騎士としての最大の栄誉であると考えられた。
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先代の教えを奉体しつつも、時代に合わせた新しい取り組みを始めた。
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