包袋
ほうたい
名詞
標準
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文例 · 用例
すると樟脳や包袋の香りと一緒に、長らく蔵われていたものの古臭いような、それでいて好もしい、匂いも錯って鼻を打ってくるのでした。
— 鷹野つぎ 『虫干し』 青空文庫
その包袋に、真紅な花が咲いていた。
— 小川未明 『扉』 青空文庫
そこでたちまち箱を割って拵えた小さな白い杭もでき ほうたいをとった残りの晒しの縁のまっ白な毬も出て来た。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
そこでおれはすっかり舞台に居るやうなすっきりした気持ちで四月の初めに南の建物の影が落ちて呉れ〔る〕限界を屋根を見上げて考へたり朝日や夕日で窓から花が逆光線に見えるかどうか目測したりやってから例の白いほうたいのはじで庭に二本の対角線を引かせてその方庭の中心を求めそこに一本杭を立てた。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
かの女が夕飯を済まして、所在なさに眼のほうたいを抑え乍ら歌書や小説をばあやに拾い読みして貰っていると、庭の裏木戸がぎしいと開き、庭石に当る駒下駄の音が爽やかに近づいて、築山の桃葉珊瑚の蔭から青年は姿を現わした。
— 岡本かの子 『高原の太陽』 青空文庫
工場のかえり、トラックにふれたのだと云って、松田さんは肩と足を大きくほうたいをしていた。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
」 この間、ハイキングにいらっして、ちょっと、尻尾をお怪我なすった体操の男の先生は、大きい尻尾にほうたいをしていらっしゃいました。
— 林芙美子 『ひらめの学校』 青空文庫
見る見る鮮血は仮ほうたいをまっかに染めた。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
作例 · 標準
弁理士は特許庁から取り寄せた包袋を精査し、拒絶理由の内容を確認した。
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その技術の権利範囲を確定させるため、出願から登録までの包袋の中身を調査する。
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包袋には、出願人と審査官との間で交わされた全てのやり取りが記録されている。
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